A
計算力に余裕が出てきた分、作戦に頭を使う子が増えてきました。特に要求はしていないのですが、自分たちでどんどん発見していくわけです。また、自分が発見したことはほかの子にも教えたくなるようで、波及効果もとても大きいと感じています。
Q
コンピュータを授業に取り入れられて2年目ということですが、活用状況はいかがですか。
A
コンピュータをどのように使うかは各学級担任の裁量に一任されています。低学年にはマウスから導入して徐々にキーボード操作へと移行していきます。使用ソフトはゲーム的なものからドリルまでさまざまですが、上級学年では教室内ネットワークを利用したメールのやり取りや社会科の調べ学習なども行っています。
Q
子どもにコンピュータを指導する上で、特に気をつけておられる点についてお聞かせください。
A
教師は何を教えるかではなく、何を教えないのがより効果的かと常に考えています。教師がたくさんのことを説明するのではなく、子どもにより多くの体験する機会をつくるように心がけています。例えば、子どもがテンキー入力を覚えたら、キーボード側で数字を入力したり、リターンキーを操作して見せるなどして、「あれ、こんなこともできるのか」と気づかせるように導く手法です。子どもが「それ、どうやってやるの」というように自ら発見し、知りたいという欲求を示してきたときに応えてやるようにしています。
Q
教材を使われていて、何かご意見があれば、お聞かせください。
A
大人がおもしろいと感じることは、子どももおもしろいと感じます。例えば、小学生向けのドリルだったら大人はやってみようとは思いません。でも、きょう使った「ビンゴ」は、大人でも楽しめます。子どもとやっても必ず大人が勝つとは限りません。それは、ソフトが対話型になっていて、自分のやり方によって、いろいろな形で取り組めて、いろいろな結果が出てくる余地が残されているからです。1つの使い方しかできないのではなく、先生や子どもの創意工夫でいろいろと使えることが魅力です。