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掲載日:2002/8/30
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| コンピュータを使った授業で必要なものとはなんでしょうか。まずコンピュータ、ソフト、・・・ではありません。 コンピュータを使う授業、コンピュータを使わない授業、体育の授業、家庭科の授業・・・全ての授業に必要なものが、コンピュータを使った授業でもまず一番に必要となるものです。 先日、「授業が、すご〜くおもしろい」という言葉をある小学生から聞きました。お父さん、お母さんはとてもびっくりしていました。それまで、こんなことを聞いたことはなかったからです。「今日の1時間目はどんなことをしたの?」と聞いても、「わからない」とか、「別に・・・」という受け答えしかしない小学生でした。先生が変わってから、授業がおもしろくておもしろくて仕方がないようです。 ![]() さっそく授業を見学に行かせていただきました。すると、その小学生が受けていた今までのいろいろな先生と今の先生では、根本的にとても大きな違いがひとつあることがわかりました。 それは、「学習態度の指導」でした。 チャイムが鳴っても、なかなか授業が始まらないということがあります。子どもがぺちゃくちゃ話をしていたり、じっとしていなかったり、後ろを向いている子どもがいたり・・・。授業が始まるまで数分かかっているというのがごく普通ということになっていないでしょうか。45分の授業の最初の数分、時には5分、10分ということもしばしば起きてしまいます。いつも数分間無駄にしていたら、とてももったいない話です。 「授業が、すご〜くおもしろい」と言っていた小学生の授業では、休み時間が終わるころにさっさと教室に子どもたちが帰ってきて、チャイムが鳴るときには机の上に全員が教科書を出していました。そして、し〜んとしています。 「授業が始まる時は、静かにするものだ」ということを、先生は徹底して指導していました。
授業時間の無駄がありません。背筋もみなきちんと伸ばしています。 集中力が違います。 後で小学生に「なぜ、授業のはじめにみんなシンとしているの?」と聞いたところ、「なぜだかよくわからないけれど、授業がはじまる時はそうするのが当たり前なんだって」と元気よく答えてくれました。理由は必要ありません。こうすべきたと教えるべきことは、きちんと厳しく徹底する。これが指導の基本だと思いました。 学習態度がきちんとしていると、授業時間中、子どもたちは集中した学習活動ができます。授業の進め方には大きな違いはなかったのですが、学習態度が違うので子どもたちの集中力が違ったのです。だから、おもしろい時間になったのです。コンピュータを使った授業は、使わない授業よりも子どもたちはワクワク、ソワソワ、ドキドキしています。おもしろそうだという先入観がありますので期待感が高まっています。学習活動という面ではこれが逆効果になる場合もあります。勉強ではなく休み時間の延長のような意識の子どもも出てきます。 コンピュータを使った授業でも学習態度がきちんとしていれば、コンピュータが本来持っている効果をとてつもなく発揮させることができるのです。 |